イェダラスカレイツァ201911

ひとふで小説|10-イェダラスカレイツァ:バルヴァリデ[X]


前章:[I]〜[収録マガジン]


X

 遠い日の悪夢に魘されたのは久し振りだ。
 相棒だった山耳犬と大巌猫を人魔に切り裂かれた十二歳の夕べを、思い出す。意識はぼんやりとしているのに、思い浮かぶ景色は鮮明だった。
「シオ、大丈夫?だいぶ魘されていたみたいだけど…。あの子たちが亡くなった日の夢を見たの?」
 今年、二十歳になったシオが汗にぐっしょり濡れて飛び起きたのは、西の空が焼け始めた夕刻。
 二十九歳になるターレデは二人分の料理を卓に並べ終えたところだった。依然として独身を貫いており、料理は、自分とシオの分だ。
 ターレデの伯母でありシオの母であるサラは今年も相変わらず猟に出ていて、不在である。
 夕餉を炊き込む香りが山じゅうに漂っている。あの日もこんな季節の、こんな夕暮れだった。この村に魔族が現れたのは初めてのことだった。運良く村に滞在していた剣豪が現れた人魔を全て斬り伏せてくれたが、彼女が居なければ村はどうなっていたことだろう。あれ以来、村の周辺には数カ月に一度くらい人魔が現れるようになり、シオもターレデも、無力な己にひたすら焦っていた。
 噂に聞く「魔族は日増しに勢力を拡大している」というのは、残念なくらい当たっている見当かもしれなかった。

 村の恩人の正式な名は、“ナン=ヴァン”、家韻を“ダレ”といった。ダレ家の一族は大陸の東に栄えるゴタンダール王国の城下町に代々暮らす名門貴族で、名だたる騎士を輩出してきた騎士宮を営む騎士の家系でもあった。まだ幼かったシオはそんな身分の違いを気に掛けず、ただヴァンダレに懐き、教えを請うた。ヴァンダレもシオを姪のように可愛がった。また、シオの九歳年上の従姉であるターレデは身分の違いを弁えながらもヴァンダレの人柄を信頼して深く親しんだし、ヴァンダレもまた、ターレデの礼節を敬いながらも遠慮なく親しんだ。剣技の稽古だけは人が変わったように厳しくあるものかと思いきや、案外に稽古中のヴァンダレは語り口ひとつ変わらず、いつも通り端正で、温かみのあるまま居た。剣は確かで物腰は柔らかい、その姿は村の人々を魅了した。

 剣の道で言う「剣礼」というのはつまり、何らかの宗教の信徒が世に言うところの「洗礼」のようなものであり、剣士にとっては“その剣の門を通った者”であると示す一門の名を授かる儀式である。剣礼名を持つ剣士は即ちその剣門で一人前扱いされたも同然で、他門の剣士からも分け隔てなく敬われた。
 シオは八年の鍛錬を経て今年ついに剣礼を受け、また、剣を志す予定などまったくなかったターレデも、シオの稽古に付き添いをするうち子守のように巻き込まれ、やはり今年、剣礼名を授かった。

 シオは剣に打ち込んでなお傷んだ刃を自らの手で整えることも望み、時おり峰ひとつ向こうに隠居している鍛冶屋の元へ修行に出掛けた。
 ターレデもターレデでヴァンダレの望む防具を仕立てるため稽古の後は夜なべして防具づくりに明け暮れたが、名匠と名高い父たちは今もウェノタイト共和国軍が魔族と攻防を繰り広げる戦地にて防具の修繕や新調にあたっており、師の無い道を娘独りで拓くことは険しいものに思えた。誰に習うでもなく手先が器用であることは血筋かも知れなかったが、習ったことのない防具の作り方が血筋に刻まれることはなく、使い古された鎧兜や衣類を観察しては試行錯誤を繰り返す。
 ターレデが古い防具に手を加えたり新しいものを試作するたび、ヴァンダレは深く喜んだが、結局、ターレデにとって納得のいく防具をヴァンダレに作ることはできなかった。
 一方のヴァンダレは一貫して謙虚に過ごし、ターレデに代わって幾らかの家事や料理を熟せるようにもなった。やがてヴァンダレの作る料理の中にはターレデを唸らせるものも増えたが、ヴァンダレは依然として、
「やはりターレデ様の作ったものが一番の美味だ」
 と、村を去るまで毎日のように話していた。

 魔族から度重なる襲撃を受ける世界に暮らす人々は、本来の気質に沿えば酪農の道に進みたかった者でも、危険が迫れば農具を槍のように振るう地獄を余儀なくされることがあった。それは馬を駆ることを好む者たちにも同じで、広い草原で心地よく“馬を駆るためだけ”に馬を駆るなど遠い日のおとぎ話となり、今や馬に跨った時は物々しい用事のために荒野を駆け抜けるばかりである。
 大きくは四つに分かれた大陸のうち北西の大陸の内地に位置する山あいの村・アゲアの集落の一つであるブーラから馬を駆るシオとターレデも例外ではなく、ところどころ廃屋が点在するアゲダーマの荒野を二頭の牝馬の背に張り付いて、足早に駆け抜けた。それぞれ腰に携えた剣には恩師であるヴァンダレが自ら彫刻してくれた美しき剣門の紋章が静かに二人の意志を守っている。

 道中、何体か屍を目にしたが二人が立ち止まることはなかった。剣を握りしめたままの女を見掛けたときはまるで最も想像したくない自身の末路を見るようで痛切な感情に苛まれ、シオにしてもターレデにしても尊い者を目に捉えながらも思わず顔を顰めた。傷だらけの体躯に赤く染まって纏わり付く衣類も大部分は引き裂かれ剥がされており、この場所で魔族との激しい攻防が繰り広げられたことを物語っている。剣の腕を磨くことも重要ではあるが、むしろ自分は一日も早く防具職人としての大成を果たすべきだとターレデは思った。
 惨たらしい姿になってまで戦い抜いた剣士への感謝と畏怖が二人の胸を重く満たす。
 それでも二人は、絶対に、無視を貫いた。
 弔いたい気持ちは山々だが、人の屍には魔虫が沸き、肉体を蝕みながらやがて人魔を作る。
 墓穴を掘ってやる間に襲われて命を落とし、自らも人魔となってしまう者が後を絶たない世界に於いて、無用の危険は人の道を捨てても避けねばならない。

 先ずは“護衛”を雇ってアゲアの村へ連れ帰り、留守の間の故郷を守ってもらうのが、二人の旅の目的である。ヴァンダレの故郷ゴタンダールは大きく栄えており、武力に富んだ流れ者も好んで寄り付くと聞く。ゴタンダールの城下町に辿り着けば腕利きの“護衛”志願者たちが依頼を待っているはずだ。
 無論、シオにもターレデにも剣士や職人としての大きな志はある。人々の生きる世界に平和な日を増やすとか魔族を根絶する手立てに辿り着きたいとか燃ゆる想いを持ってはいたが、志を追う間、ただ留守にしたのでは肝心のアゲア村が滅ぼされるかもしれない。
 シオもターレデも剣を持った翌年には立ち回りを識り始め、三年も経った頃にはどうにか自力で並みの魔族と渡り合えるようになった。それに加えてヴァンダレが居たので、暫くの間ブーラの集落は、同じ山のどこの村落よりも安全だったが、客人でありながら実質は護衛状態であったヴァンダレは二人の剣士を育て上げたところで村から姿を消し、一人前の剣士となった二人も村からの旅立ちを求める今、まずは故郷ブーラに護衛をつけることが急務となった。
 当然、剣士や護衛の居着いた町村は防衛が手薄な町村よりも遥かに多くの旅人が訪れ、人々が住み着きやすくなる。発展は人の数無しに成し得ず、人の数のあるところに更なる安寧と富が生まれやすいのは世の常である。人が増えれば職を探すものも増える。そうすれば護衛や剣士として身を立てたいものが訪れ、更に住み着いてくれるかもしれない。二人は故郷の人々が安心して農業や手工業に励む様子を想像して、とにかく腕の立つ護衛を探すことを心に誓った。
 月明かりに照らされて暗闇にぼんやりと浮かぶゴタンダール城が見えたのは、村を発って九日目の夜だった。

 初めて訪れるゴタンダール王国は城が見えないほどの城壁に覆われていたが、夜だというのに街の賑わいが漏れ聞こえる。それは、山での暮らししか識らない村娘だった二人が伝聞や書物から思い描けた“お城”の想像を絶するほど、賑やかで鮮やかで荘厳で陽気で、城壁に掛けられた松明の橙の炎は国を誇るかのように大きく燃え、その上を美しい音楽が夜空に向かって抜けていく。
 二人は暫く呆気にとられて、大門を遠くから見上げていた。食卓に音色を伴い愉しむような洒落た料理屋を見たことがなかった二人には、一体どうして夜の街から音楽が聞こえてくるのか、見当もつかなかった。
 どうにか思い至ったのは、祭りの夜ではないか、ということだったが、それにしては人々の歓声が聞こえてこない。

 乗ってきた馬はどうするべきか門外の警備にあたっていた兵士に尋ねると、肉食する獣や魔族に襲われても良いなら城壁の外に自由に繋いで構わないと言う。但し相応の支払いが生じて良ければ城壁の内に旅馬も預かる厩舎があるそうだ。
 ターレデもシオも、二頭を三晩預けるだけで故郷の村ならば小さな家族がひと月は食べられるほどの費用が嵩むことに眩暈を覚えたが、やっと買った掛け替えのない旅の供をここで失うわけにはいかない。二人が馬を頼むと、警備にあたっていた兵士は大声で仲間を呼んだ。
 大門の一角に備えられた詰所から老齢の兵士が出てきて、
「どっちがどっちの馬だい?」
 と尋ねた。
 二人の答えを聞いた老兵は、二頭の馬の鐙に色付きの紐をそれぞれ結び、同じ色をした紐の断片をターレデとシオにもそれぞれ渡した。紐には馬に結んだものと同様の図形が書かれている。
 兵士は、失くしやすい形で申し訳ないが…と断りを入れた上で、決して失くさぬよう、身支度のどこかに固く結んでおくよう、念を押した。それから、馬が必要になったらこの紐を渡せば返してもらえること、三晩から先は足りない分の支払いを済ませねば馬が返されないこと、更に踏み倒した場合には馬は没収され、騎士宮での馬術訓練に回すなり軍馬にするなりして精算することを告げられた。支払いを済ませると老兵は慣れた様子で手綱を引きながら大門の脇道を通り、二人の馬を厩舎があるらしい方へ連れていった。

 旅人が通行できる大門は一箇所に絞られている。門番兵の説明によれば剣士の身分を持つ者は剣礼に立ち会った大剣者からの免状と共に証を確認されたのち、簡易的な審査を受けて城下町へ入る許可を得る段取りが国の規律として定められているらしい。通行する方法は、身分によって異なるようだった。
 ただ、シオとターレデに関して言えば二人の身分を証明したのは剣礼の証でも師からの免状でもなく、ヴァンダレから「ゴタンダールに行くことがあれば大門でこれを見せるように」と預かった書状に記された達筆の署名であった。一人の兵士がすぐさま筆跡を確かめに番所を発つと、城下町に流れる曲が一つ終わる頃に戻ってきて、慌ただしく、礼の姿勢をとった。
 かつてヴァンダレがターレデの家を初めて訪れた際に見せたものと同じ姿勢であり、ヴァンダレのそれがひときわ優美であったことを、ターレデはこの時初めて知った。
 兵士の兜にはゴタンダール王国のものらしき紋章が輝いており、胸につけている小さな織飾りにも何らかの刺繍が施されている。よく見ると刺繍された紋章は兜の紋章とは異なっていて、恐らく、ヴァンダレの家族、ダレの一族が代々営む“ダレ騎士宮”を出た騎士であることを意味するのではないかとターレデは考えた。ヴァンダレの剣に彫られた紋章と比べると質素なものに思えたが、ところどころが似ている。

 名家であり名門であるダレの威光は凄まじいもので、シオとターレデはヴァンダレに対して故郷の友人か、果ては自分たちを庇護する年長の親戚のように甘えた日々を、誇らしいような申し訳ないような気持ちで思い返した。先にダレ家が大国ゴタンダールでどういう扱いを受けるものか風の噂程度にでも理解していればヴァンダレに粗相をせずに済んだかもしれないというのに。
 殊に幼かったシオに関しては、甚だしい。
 たとえばヴァンダレを強引に散歩に連れ出しては釣りに付き合わせ、挙句の果てに水遊びに巻き込んで泥だらけにした日まであった。ヴァンダレの剣に彫刻された美しい紋章に泥を塗ったのは、もしかすれば世界で自分だけかもしれないとシオは人知れず肩身を狭くした。ヴァンダレはシオの無礼を詫びるターレデをからかいながら母屋の戸の前に座り込んで、剣を両膝に挟み込み、彫刻の隙間に挟まった砂粒や泥を細い棒切れでこまごまと取り除いていた。それから、あまりにもターレデが謝るものだから不安で暗くなったシオの心を和らげようとしたのだろう。剣の掃除を終えると、シオを誘って村の湯場へ出掛けた。ヴァンダレは四苦八苦しながらも、片手でシオの洗髪を手伝った。
 村の湯場には賃銀で雇われた者が居り、洗い場で泥落としをしても綺麗に清掃してくれる。湯場を離れる前にヴァンダレは係りの者に丁重な礼を伝え、ターレデに習って作った手製の漬け物と掃除の手間賃を渡して帰ると、ひと月ほど経ってから「湯場の係りがヴァンダレ様から頂いた漬け物をもったいぶって飾っておいたら傷ませて駄目にした」という噂で集落は持ちきりになった。
 こんな話も、このゴタンダールの人々が聞けば仰天するだろう。
 ターレデはそれほど失礼な振る舞いをした覚えこそなかったものの、田舎の山料理ばかり食べさせたことを申し訳なく感じたり、湯浴みのたびに腕の不自由を慮って髪や体の世話をした軽率を恥じた。きっとゴタンダール王国に於いて“ダレのお嬢様”の身辺を直接お世話する係に就こうとなれば、それ相応の試練や身分調査が待っており、山の村娘が自発的に狭き門をすり抜けて良いはずがなかったのだ。もしかすると、貴族出身の者しか就けないのかもしれない。また、隻腕のヴァンダレが困らぬように幼子に与えるほど小さく料理したこともあれば、食卓で切り分けたものを自らの匙で口に運んでやったことも数え切れず、ターレデは今更、身の程知らずな己を嫌に思った。
 旅のどこかで再び会えるものなら、一目会って詫びたい気持ちで一杯になるのに、それでいて、いつもの落ち着いた声で「構いませんよ、ありがとう」と優しく微笑むヴァンダレの姿も、容易く想像ができた。

 街の中心部の一角に一際大きな屋敷があり、門の両脇には見慣れた紋章の彫られた飾り盾が掲げられている。ヴァンダレが腰にさげた剣に彫刻されている紋章だった。その脇には先ほどの兵士の胸に刺繍されていた紋章の旗も掲げられている。
 屋敷は城下町に入れば誰からも見える場所にあったが、城壁に劣らない頑強な塀と門に守られ兵士が幾人も見回っていた。それは、圧倒的で、全ての者に見せ付ける力と、選ばれた者以外は近付けぬ力の、両方を併せ持つ事を示している。

 突然、酔っ払った女が、どん!とターレデの背中を叩き、自慢げに言った。
「旅の人かい?ようこそゴタンダールへ!見てみな、あれが我らがダレのお屋敷だぞう!すごいだろう?あんたの故郷にあんなものがあるかい?」
 堂々と豪快に笑っているが、恐らく、ダレ家と何のゆかりもない者だろう。並ぶように歩いていた隣の男が続けて言った。
「あそこの三番目のお嬢様は本当に美しくて、どこの王家に嫁ぐか賭け合ってたんだが、まさか剣の道に進んでそのままゴタンダールを出て行っちまったぁ。あんな華奢な娘が一人旅をして、人知れぬままどこの賊に弄ばれたかと思うと俺は夜も眠れんよ!すごいことだろうなぁ。普通なら手の届かない高貴な女だ。もしもあのお嬢様が弄ばれたらゴタンダールへの冒涜だ!ああ〜、生きてりゃあ、すっかりいいトシになっているだろうなぁ。もう長いこと戻られないが、どこに居るのかなぁ」
 ゴタンダールへの冒涜とは口ばかりで、どこかそれを———“それ”というのは、つまりヴァンダレが猥雑な賊に心身を弄ばれた事実を、どこか望むような、或いはとうにそれを想像して胸中で弄んだような口ぶりに、シオもターレデもどうしようもない不快を抱いたが、少なくとも恩師ヴァンダレは罪が有ろうと無かろうと人を斬ることや争うことを好まない。二人はヴァンダレのためだけに、黙って耐えた。
「あんた、何を失礼なこと言ってるんだい!ダレのお館様に斬られちまうよ!」
 女は男の背中をどん!と叩いて道を促した。


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つづく

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 企画「ひとふで小説」は、何も考えずに思いつきで書き始め、強引に着地するまで、考えることも引き返すこともストーリーを直すことも設定を詰めることも無しに一筆書きで突き進む方法でおはなしを作っています。
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 いつもは構成も展開もラストシーンも大体決めて原稿に取り掛かるので、たまには違う作り方も面白いから、即興に挑戦しています。
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