増刊|コミック無責任&文芸たぶん

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ひとふで小説|レンガイケッコン(8)

ひとふで小説|レンガイケッコン(8)

これまでのお話:(第1話)〜(収録マガジン) (8)  階段を下っただけだというのに、管理人室に戻った頃には結構息が上がっている。殺虫スプレーの入った戸棚に手を伸ばそうと屈んだ時には、ちょっと圧迫されて、はあはあと息が漏れてしまった。 (はあ、あったあった、良かった)  東之はスプレー缶をサッサッと上下に振って、中身の重さを確かめた。 (あるよね。良かった。ゴキブリ一匹やるぐらいなら充分かな。苦手じゃないって言ってたし)  掃除中は特にエレベーターは使わないようにしてい

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