増刊|コミック無責任&文芸たぶん

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ひとふで小説|レンガイケッコン(14)

ひとふで小説|レンガイケッコン(14)

これまでのお話:第1話/収録マガジン(前回まで) (14) 駐車券を誰が持っているか忘れているのだろう、精算機の前で立っている蓮本の表情はみるみる翳っていく。 「…管理人さん…私もしかしたら…」 「駐車券ですよね?」  徐に顔を上げた蓮本は隣に立つ東之を振り返って首を縦に振ると、今から涙目になる用意が整った顔をして、普段より上ずった声で言った。 「そう…!どうしよう、駐車券なくしちゃったかも…紛失した時ってどうするんだろう、初めて失くしたから…管理事務所に電話すればいいの?

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犬の一生と人(1)

犬の一生と人(1)

(1) 「先代犬の記憶、新しく来た若犬」 『犬の一生と人』は、犬と暮らした時に溜まったエピソードを元にしたフィクション『犬の一生』の不定期特別編です。この漫画には『犬の一生』に登場する犬の飼い主が現れます。 ●今回の人● 小笠原さんと同居人さん ●今回の犬● おがさわら ハンサム(オス) フサフサした小型犬。雑種。ソウルフードは三角の小粒の茶色のカリカリ。 次のおはなし

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