増刊|コミック無責任&文芸たぶん

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ひとふで小説|レンガイケッコン(10)

ひとふで小説|レンガイケッコン(10)

これまでのお話:(第1話)〜(収録マガジン) (10)「こんな作業服でこんな綺麗な車に乗るの、申し訳ないですね…。車側も想定してないんじゃないですか。…えっこんなダサい格好の人乗せるの?って思って、急にエンストしたりするんじゃないですかね…」  駐車場の中を徐行している時、東之が言った。両脇に並んでいる車の中には、蓮本の愛車をゆうに上回る高級車も並んでいたが、それでも内装も外装もこれほど手が行き届いている車はそうそう見つからなかった。 「いいじゃないですか、作業服。私好きで

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ひとふで小説|9-イェダラスカレイツァ:バルヴァリデ[IX]

ひとふで小説|9-イェダラスカレイツァ:バルヴァリデ[IX]

前章:[I]〜[収録マガジン] IX「ヴァンダレ様、いかがなご様子ですか?落ち着いて眠れそうですか?それとも、何か食べられますか?」  雪棉糸を平織りした大きな浴紗で体を拭いながらターレデが尋ねると、寝間着に袖を通しながらヴァンダレは答えた。少し迷ったようだったが、正直に。 「…穏やかでない一日を送ってしまったせいか、きつい眠気が訪れたとき無理に逃がしてしまったせいか、体がなかなか眠たがらないのです。私は、もうしばらく起きていても良いですか?ターレデ様がもうおやすみになるよ

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犬の一生(9)

犬の一生(9)

第9ワン 「聞き分けが悪いわけではなくむしろ聞き分けている」 ●今回の犬● どま クロワッサンパン(オス) とろふわな肌触りのシバイヌ。ソウルフードは四角い缶に詰まっている野菜とお肉が混ざったテリーヌみたいなもの。 *この漫画は、犬と暮らした時に溜まったエピソードを元にしたフィクション作品です。 次のおはなし ■保護犬関連のノート 保護犬・保護猫に関する原稿提供の支援をたびたび依頼されますが、応え切れないので、みなさんが支援グッズを自力で作れるように、有志で作り方を

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