増刊|コミック無責任&文芸たぶん

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ひとふで小説|レンガイケッコン(7)

ひとふで小説|レンガイケッコン(7)

これまでのお話:(第1話)〜(収録マガジン) (7) 「わぁ…!!!!…か、管理人さん…。ごめんなさい、居ると思ってなかったから、びっくりしちゃいました。こんにちは!」  思わず驚いた声を上げてしまった非礼を蓮本が詫びると、東之は、 「いいええ。こんにちは」  と柔らかく微笑みながら軽く会釈して、すぐにそのまま清掃作業に戻った。真面目だと思う。 (管理人さん、偉いな。私なら立ち話を始めてしまう場面なのに…)  なんらかの企図は、よほど明確な意思を持って行うべきなのかもし

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ひとふで小説|6-イェダラスカレイツァ:バルヴァリデ[VI]

ひとふで小説|6-イェダラスカレイツァ:バルヴァリデ[VI]

前章:[I]〜[収録マガジン] VI  ふと、サラは改まって礼を述べていないことを思い出し、ヴァンダレに深々と頭を下げ、村長に褒賞を出すよう進言したことを報告した。背後の炎が自分の影をヴァンダレに落としてしまい表情はよく見えなかったが、ヴァンダレは気さくな語り口で謙遜した。 「勝てたから、お礼を言って頂ける立場にあるだけです。負けていたら、皆さんを危ない目に遭わせてしまうところでした。礼には及びませんよ。剣を持つ者がやらねば誰がやるのです、当然のことをしたまでですから…。

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犬の一生(6)

犬の一生(6)

第6ワン 「そこからは出せません」 ●今回の犬● みなもと タタンタ(メス) 大人になったら多分中型になる甲斐犬の雑種。ソウルフードは丸のような四角のような小粒のカリカリ。 *この漫画は、犬と暮らした時に溜まったエピソードを元にしたフィクション作品です。 次のおはなし ■保護犬関連のノート 保護犬・保護猫に関する原稿提供の支援をたびたび依頼されますが、応え切れないので、みなさんが支援グッズを自力で作れるように、有志で作り方をまとめていくマガジンです。みんな仕事の合間

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