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#エッセイ
とりとめのない話と、かちかち山の考察を聞いて欲しい。
歌声はそこまでではないが、
話す声が嫌いだ。
気持ち悪いから。
雑踏にまぎれた大衆の声のことじゃない、ファミレスで聞こえてくる世間話のことじゃない、ほかでもない。私は私の声が大嫌いだ。
アニメみたい!と、よく笑われた。褒められたこともあったはずだが、そんなの私には関係なかった。私は私の声が嫌いだから、笑われた事実のほうが、ずっと重かった。
【1】「ママ母手帳」(上巻収録)
■あらすじ
新宿二丁目の片隅で拾った酔っ払いのお姉さんは、育児に疲れたシングルマザーだった。ネグレクト気味の母・サツキと、まったく大人の要求など通用しない幼い息子。“親なのにちゃんと育てない”ことばかり責め立てる若い日の主人公・私。
ギスギスしつつもダラダラ続いてしまった腐れ縁は、だんだん3人一緒に過ごす時間を増やしていく。
『ママ母手帳 -「お母さん二人いてもいいかな!?」の、これまで。』は
危険!!フリーランスの地雷原・1
■CAUTION!!!
ここはフリーランスと、フリーランスにシゴトをたのむ連中…連中の中でも、イカレた奴らがゴロゴロしてやがる危険な地雷原…。
ここで生き抜くのは生半可じゃねぇぜ…。
いいか、これは、これを読んで心が痛んだり、「自分も気をつけなければ…」なんて戒めるタイプの連中には関係のない、マジで、ヤバイ、“戦記”さ…。
自戒しようとしたあんたは、きっとイイヤツに違いねぇ。こんな歴史は知る必
「これからどうしよう(1)」不人気漫画家無職譚
■エッセイのあらすじ
2014年末『コミック無職』としてnoteアカウントの運用を始めた頃の、“業界から要らなくなった漫画家”…に…華麗な転身を遂げてしまった…私の地味な再起までの雑記。
「鳴かず飛ばず、しかし失業するほどでもない」というラインをどうにか保ち続けてきた、ギリギリの漫画家・中村珍。デビュー10周年を目前にした2014年秋、契約回数の満了や不人気作の打ち切りが続き、すべての定期連載