コミック無職
noteは超・不人気マンガ家(中村珍)が無職になったとき「自力でweb雑誌みたいなのや…
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20Pマンガ「Cheerio」(2007年)
■このマンガのプロフィール
働いてると悲しい・働いてないと苦しい・休みの日は淋しい・仕事の日は虚しい。「俺」を世間はワーキングプアと呼ぶ。なりたくてこうなったわけじゃない。
作者21歳当時に制作した、格差社会を生きるフリーター青年の物語。
■単行本のご案内
本作は「中村珍初期マンガ集 ちんまん -※シリアスなのだけ」に収録されています。最終的にほかの読切も読むなら、noteより電子コミックス

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とりとめのない話と、かちかち山の考察を聞いて欲しい。
歌声はそこまでではないが、
話す声が嫌いだ。
気持ち悪いから。
雑踏にまぎれた大衆の声のことじゃない、ファミレスで聞こえてくる世間話のことじゃない、ほかでもない。私は私の声が大嫌いだ。
アニメみたい!と、よく笑われた。褒められたこともあったはずだが、そんなの私には関係なかった。私は私の声が嫌いだから、笑われた事実のほうが、ずっと重かった。

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歌詞はテキストの末尾にあります。
声は、機械が歌ってくれるスマホアプリを見つけたので、私の声ではないです。機械のお姉さんです。
伴奏はiPhoneでそれぞれの楽器のパートずつ、私がコツコツ弾いています。
クロッキーや日記のつもりで書いた曲だから、歌詞は思いつきのまま、日が経ってからの手直しはしていません。暮らしの合間に、トイレの中やベッドで寝る前に書く、荒削りな、歌みたいなものの形をしているだけ